「どこかに僕みたいな道化師はいませんか?」-中野ファイナルsoul

  • 2012.04.04 Wednesday
  • 21:45
 
20120401 People In The Box 「Citizen Soul」release tour
                                                                    @中野サンプラザ ファイナル



「まだまだやりたい。あと15曲くらい続けたい。・・けど、あと15曲やったら、俺が
 土下座とか、色々、尊厳を失う事をしなくちゃいけないので(笑)」

そんな風にアンコールで波多野君が語ったように、ほんと、「名残惜しい」
ツアーファイナルだった。このままずっとずっと聴いていたい・・と言うか、この
演奏者たちと、お客さんたちと、ずっとここに一緒に居たい・・みたいな。
ある種「人間味溢れる」ステージだったからかなぁ。演奏者の人懐っこさと、
お客さんたちのPeopleへの愛情が、幸福な空間を作ってたなぁ・・って。




サンプラザに行ったのは数回目だけれど、会場に入って、なんだか今までで
一番「わぁ・・広い。ステージ、遠いよう・・・・」って思った。一階席の真ん中より
やや後方。ドレープが豪華な幕が高い天井から掛っている、広いステージの
真ん中に、「ぎゅっ」と3人のセッティングが。ちまっとしてる(笑)。

そうそう、Peopleのセッティングって、広いステージでも3人の距離が
凄い近くて、真ん中にちまっと寄ってるよね。大きい会場だけど、いつも
通りの3人の演奏が観られるんだと言う安心感と、期待と。

ウグイス嬢のアナウンスが間もなくの開演を告げる。ホールならでは。

客電がスーッと落ち、朗読が始まる。スクリーンにはアニメーションが。
皆さん期待していたであろう、加藤隆さんの。

「食べろ 食べろ 食べろ・・・」最初にむしゃむしゃ食べていたのは、
マッシュルームカットの、男の子?少し意外だった。もっとグロテスクな
映像かなと思っていた。明るい色調で、キュートだった。なんだか。

「どなた様も 今 という瞬間を どうか取り損ねませぬように」
 

ゆっくりと本を閉じるように朗読が終わると、「チチチチチ・・チーン」と
時計の音のいつものジム・オルークのSE。お客さん達が一斉に立ち上がり、
待ってました!と言わんばかりの拍手と歓声。

昨年の、同じ場所での、ツアーファイナルのオープニングを鮮明に
思い出して、重ねた。「アメリカ」。幕が降りたまま演奏が始まり、お客さんはいつ
立とうかそれぞれ逡巡しているようで。「恋に堕ちた〜♪」の所で幕が上がり、
それと同時にお客さんがバラバラと立ち上がって・・・・・・・・

明らかに、違った。何が?多分、全てが。
波多野「ここでやるのは二回目なんですけど・・もう、ホームだと思ってます。
楽しいです!」と言う言葉通り、「板についた」演奏会だった。彼らの音楽は
この一年、着実に、確実に、良い方向に向かって鳴り渡り、また、ここに辿りついた。
そう感じた。

ダイゴマンが昨年の事を少し述べた。震災で延期になり、キャンセルが300枚くらい出た
と。「去年これなかった人も、来てくれてると思うんですよ。僕としては、リベンジ出来た
感じで、またここでやれて、凄くうれしいです。」彼の飾らない素直な言葉に・・・

泣くよね??コレね。反則技キタコレと思ったよね。今日は昨年と違い、ゆる〜く楽しめ
そうだと思ってたのに!のにのに!

でもほんと、演奏は肩の力が抜けてリラックスしたアンサンブルだったと思う。
コント(MC)もけっこう長くボケツッコミの応酬をしてたし。

お客さんの方が最初緊張していた感じで、この所スベリ知らずだったハタノ君の
MCも最初反応薄で、「なんか今日はぜんっぜん打率が上がらない!」
とご立腹だったのにはウケたww打率って・・野球用語出たのが意外。どうでも
良いですね。しょうがないな・・みたいに伝家の宝刀ギャク「僕、帽子の中は完全に
ハゲてますから」が序盤に出てしまったからね・・・w


ひとまずセットリスト。



1.沈黙
2.笛吹き男
3.市民
4.親愛なるニュートン街の
5.見えない警察のための
6.ペーパートリップ
7.技法
8.レテビーチ
9.冷血と作法
10.ブリキの夜明け
11.ニコラとテスラ
12.月曜日 / 無菌室
13.はじまりの国
14.スルツェイ
15.ニムロッド
16.旧市街
17.汽笛
———————–
18.泥の中の生活
19.火曜日 / 空室
20.完璧な庭
21.She Hates December



驚いたのが、旧市街。スクリーンにアニメーションが。MVかなと
思ったら、違う!同じ、バベルの塔(がモデルらしい)が最初出てきた
のだけど、どんどん、塔を登って行く・・ように錯覚する映像。
塔を登って行く間、様々な「人類の負の遺産」のようなものが現れる。
防護服を着て担架を運ぶ人・・・で「うわぁ・・・・・」となった。
前作「Family Record」はある種、「警告・予言」であり、その顛末が
加筆されたような印象を受けた。

そして、塔の頂上に達したその先に、つるのようなものが伸びている。
一瞬「ジャックと豆の木?」と思ってしまいましたスミマセンw。

つるのようなひものその先にあったものは・・・

「胎児」 だった・・・・・・。

「つる」は、「臍の緒」だったんだ!

ドクンドクンと脈打つ胎児を唖然と見ながら、「やられた!」と舌を巻く。
バベルの塔は、臍の緒の繋がる「胎盤」だったんだ・・。人間が犯してきた
過ち・負の遺産を栄養にして、新しい生命がまた、育つ・・・・。
加藤隆さんは、凄いなと、改めて。今までずっと、波多野君が描いてきた
世界を、たった一曲分のアニメーションに集約してしまうなんて!


あのね・・・私旧市街の演奏観るの、大好きなんです。各プレイヤーの
手の動き、呼吸、拍子や音の変化・・・どれをとっても。瞬きするのも
おしいくらい。なのに・・・・アニメーションに見入って、一回も演奏者を
見なかった多分・・・・なんて事したんだ君達は・・・・・・(笑)


本編最後、「汽笛」はなんだかホッとした。現実に戻れたというか。
汽笛、すごくライブ映えのする曲。大きな会場で聴けて、感激。
三声の「あーあ♪ あーあ♪」のコーラスだけになる所とか、ブンブン音を
振り回しているようなアウトロとか、聴きごたえ十分だった。
旅が、また始まる。ツアーファイナルの最後の曲で、また「始まる」
気がして寂しくない。のが、良かったな。


アンコール。

いつも、ダイゴマンだけが早く出て来る。なかなか二人が出て来ないので、
「今日も男子が多くて嬉しいんだけど・・・。どのバンドのライブでも、女子が
割と多いでしょ?女子の方が行動力あるから。男は家でもんもんとしてる
からね。そんな中、男子も沢山来てくれて嬉しいんだけど・・・」とおもむろに
語り出す。「男子に聞いてみたいんだけど・・・・・三人の中で誰が好き?」

ドっカーン!!笑いすぎて涙出たww今日はダイゴマンに泣かされる日か??
おもしろっ、何ソレww

じゃあそこの君とさされたお客さんが元気に「健太さんです!」と言ったから
ナイスすぎたww「健太さんです?!・・・空気読めよ!」って、甘いなダイゴマンww
ダイゴさんですと言ってもらえるように頑張って下さい。


やっと二人が登場し、毎回度肝を抜かれるパフォーマンスが観られる
「泥の中の生活」。さてさて今回は?とワクワクしながら聴いていた。ら・・・・
え・・・・www。波多野の舞炸裂。中間インスト部分でハットを取って、
ヒラヒラと踊り出した。なんか、「雨に歌えば」のジーン・ケリーが歌いながら
踊る場面を少し思い出した。ちょこんと正座して、丁寧に髪を整えてハット
を被って舞を終えたのがなんともユーモラスでした。いや〜、なんか・・・・
とりあえず行って良かったアレ観られただけでも。←

終演後、ある方があの舞を「道化ですね・・」と解説して下さって、ああ、
なるほど、と思った。両手を広げてお辞儀をする感じとか、まさに。
旅の音楽団、サーカスにいる、道化師。

次の「火曜日/空室」から繋いで「完璧な庭」でギターの入りミスがあったのだけど、
三人が呼吸を整えながらもう一度繋ぎを演奏して、よし!と言うタイミングで再び
始めたもの、なんか良かったです。ほんとにこの「三角形」は揺るぎない、「大丈夫」
なものなんだな〜って。それぞれミスがあった時のフォローの仕方が、この
バンドは優しい。だってステージ上でミスをなじりあうバンドとかいるんだよ?(笑)
そのバンド今や超大人気大物だけど、そんなんいやだわ〜私ww



最後の最後、She hates December。
福岡時代から演奏していた曲だと聞くから、すごく、聞いてみ
たいんだ。「その頃、こんな大きな所でこの曲演奏するようになる
って思ってた?」って。答えは・・・ちょっと想像つかない。




余談:楽しみにしていた、ツアーグッズ整理整頓ポーチMC(各地の名物
を入れると言う)は何かな〜と楽しみにしていたのに、「東京って名物無いよね?」
と。お客さんが「スカイツリー!」と言うと、「あんなものが?高いだけで、登っても、
何もないぜ?」とハタノ氏。「そう言う奴に限って登ったら、あの100円入れて見る
望遠鏡覗いてはしゃぐんだよね・・あそこ健太ん家??みたいに」とダイゴマン。
「あそこが新宿やろ??俺んちあれじゃん??とかね!」と、遠足の小学生風の
演技で乗っかるハタノ氏ww。可愛かったデス。

そこから高尾山の話題になり、ダイゴマンはガッツリ行った事があり
二人に勧めてた。健ちゃんは駅まで行って帰ったとw。ハタノ君は、
入口まで行ったけど早朝でお店もケーブルカーもやってなかったので
、登らずに帰ったと。(何故そんな時間に?ww)

ハタノ「ちゃんとした靴で行った方がいいですよ」健太「コンバースしか持って
ないやん!」の何度も練習したような絶妙なタイミングのツッコミがお見事でした。
二段オチでダイゴマンが「コンバースに登山用って書いてあるからね」とボケた
のもお見事。

なぜ、私が妄信的に好きになるバンドはMC面白いんだろう?←知らんがな!ツッコミ


 

それではみなさん良い髭を!

  • 2012.03.23 Friday
  • 14:04
 
20120318 髭 「それではみなさん良い旅を!」TOUR @SHIBUYA-AX


アルバム「それではみなさん良い旅を!」が、私としては髭ちゃん史上最高傑作!
ぐらいお気に入りなので、このツアーホントにホントに楽しみにしてた.。
ステージのバックに大きなタペストリー風に架けられた絵が、すっごく素敵。
ドリーミング。ラッパを吹く兵隊に、間抜けな感じのオオカミ・・空飛ぶクジラ・・
一応「世界旅行」風な絵なのかな・・。夢の世界だけど。


実はこの日の出囃子(メンバー入場SE)、スターウォーズのテーマだろ?!
って読んでたんだ。前のツアーでバック・トゥ・ザ・フューチャーのテーマだった
から(めっさ面白かった)、ファントムメナス3D公開に合わせて。UKもスターウォーズ
好きだし。・・・・・みごとにハズレましたけど・・・・。

「奴隷」で入場とは!歓声と拍手と爆笑と・・・メンバーみんなグレーの岩みたいな
お化けの被りモノで登場。ある意味JASON 。最高です。泣くくらい笑った。
もう、この入場だけで日記終わりにしたいくらい最高のオープニングでした。
チャンチャン☆・・・もすこし書こう。


演奏一曲目
「それではみなさん良い旅を!」でギュウギュウモッシュモシュ!
でも大丈夫。ちゃんひげライブって、ゆとりのあるモッシュだよねww。フワフワと。


ここで、個人的に特筆すべき記録を。髭のオサレ番長、斉藤祐樹の
ファッションが!!過去最高レベルに素敵だった!!!!!←ダイコウフン


赤いカーディガンに襟のない(スタンドカラー?)白いブラウスに、
なんとリボンタイ!乙女!・・だけでも十分カワイイのに、トドメの一撃。
薄いブルーの、ボーイフレンドジーンズと来たもんだ。どこかに写真載らないかなぁ・・

ギタープレイも、冴えてたよ。キレッキレだった。いつもはアイゴンさんの無敵
ギターにすげぇぇぇ・・・・・って震えますが、UKがイニシアチブ取ってた。
私が一番好きな、白い陶器のイーボウも沢山使って、不思議な音色を捻出
していて。どの曲もこの日は、丁寧緻密に演奏してた。


「さよならフェンダー」「トロピカーナ」
とアルバムの曲が続き、(あ、Tシャツ
はGood bay Fenderのにした!もの凄いお気に入り!)大好きな
「寄生虫×ベイビー×ゴー!」
が!
旧譜からも沢山聴けるから、ワンマンはいいなぁやっぱり。

久しぶりに「Electric」も聴けて、すーさんがお祭り太鼓みたいにタムを叩く
のも見れた。ギター弾いてるより、色々なアイテムで遊んでる(←風な)
方が、すーさんカッコいい。ストイックなロックバンドには無い見せ方の
センス。が、すーさん天才。

そのElectricの後に、一番聴きたかった曲が。イントロの音の圧力が凄い。
ギターの低音がドゥ〜〜ンドゥ〜〜ンと地の底から響いてくるみたい。
「ロンリーボーイの話」
。こういう曲で、髭ちゃんが楽しく陽気でポップな「ただの」
バンドじゃないって、思い知らされる。なんか凄すぎて打ちのめされた(笑)。


初っ端からいろいろキラキラしたものが降ってくる、お金かかった演出
のこの日だったけど(笑)本編最後の「魔法の部屋」
では金の紙吹雪が
ぶわ〜〜〜っと大量に吹き出してて綺麗だった〜〜。キラッキラ。視界を
さえぎる位降ってた。


いつも楽しすぎて頭真っ白になっちゃうんだけど、今思い出してみると、演奏
良かったなぁ。・・・アンコールすーさんが入れなかった曲あったけどね(笑)毎度のお
約束ですよアレはw。

UK「今、あと5年くらいは皆に頭あがらない位の事をしたよね・・」←出たドSダメ出し

すー「みんな職場とか学校で怒られたりして、しょんぼりしちゃうでしょ?
髭のボーカルの人なんて、曲間違えたりするんですよ?!って言ってみ??
・・髭ってなんだろう??って先生思うと思うけど。」(爆笑)

すー「あ、そこまで売れてないって言う共通認識があるわけね?!先生が知ってる
位になるまでになります!まだまだ上はあるぜ?」って、全然本気じゃなく宣言する
すーさんww。髭ちゃん好きな先生だって探せばいるよ!きっと!


「そろそろ話をやめようと思うんだけど、喋るのをやめたら曲をやらなくちゃいけなくて、
曲をやったら終わっちゃうから、終わりたくないからずっと喋っていたい」みたいな
事をすーさんが言って、なんかジーンとしちゃった。お客さんは終わって欲しくないけど
演奏者もそうだったら凄く嬉しいもの。

しかし!客席から「やろう!」の声が!(笑)「え?!やろう?!そうか・・えっ・・・
曲やる??」みたいなすーさん最高でしたw電車の時間とかもあるからね!帰りたい
人もいるから!ドンマイすーさん。


そんなこんなで・・・
AXだから当たり前なんだけど、音がホント良くって、心地よい耳鳴りで帰りました。



[セットリスト]
01.奴隷
02.それではみなさん良い旅を!
03.さよならフェンダー
04.トロピカーナ
05.寄生虫×ベイビー×ゴー!
06.黒にそめろ!
07.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
08.ボニー&クライド
09.Electric(174bars)
10.ロンリーボーイの話
11.ロックナンバー
12.ガイジン
13.I'm so sick
14.バタフライ
15.ウルティン・ペリン
16.サンシャイン
17.ラブ・ファントム(Let's go!)
18.キッズは大丈夫
19.ロックンロールと五人の囚人
20.テキーラ!・テキーラ!
21.魔法
22.魔法の部屋
en
23.青空
24.D.I.Y.H.i.G.E.
25.虹

「セミセミセミファイナル」 Citizen Soul release tour/People In The Box

  • 2012.03.22 Thursday
  • 18:25
  
さてさて、 Citizen Soul release tourも終着駅が見えてきたみたい。
先日の名古屋QUATTROのライヴがもう、本当に良くて、書き残したく
なった。ツアー二日目の熊谷HEAVEN`S ROCKを観た後は、
「今回のツアーは、なんか、言葉にできないな。日記は書かない。行けた
だけで満足。アレコレ言いたくない。」って思ってたのに。凄く凄く、忘れたくない。
全部覚えていたい。っていう気持ち。なので、たくさん書 く ぞ!



20120320 People In The Box 「Citizen Soul」release tour
                                              @名古屋CLUB QUATTRO



「今日はセミセミセミファイナルです!」とハタノ君が言っていた(笑)
「親愛なるニュートン街の」の音源に入っているヒグラシの鳴き声が脳内に
響いたのは、私だけだろうか・・・蝉蝉蝉・・・・・



10分くらい開演がおしただけなのに、すごくイライラソワソワしてしまった。
新幹線が途中で運転見合わせになって、90分近く車内に居たイライラ
を持ち越してしまったのかもしれない。客電が落ちて朗読が始まった時は、
なんだか凄くホッとした。


熊谷で初聞きの時は、「食べろ・・食べろ・・食べろ・・」が印象強かった
けれど、名古屋では「宿る」が。「君の中に、宿る」「今回はたまたまそれが、
People In The Boxだったってわけだ。」と。ここ、皆さんも今までの
朗読のテイストとかなり違うなって思われてると思うんだけど。

今までは物語を読んでいる感じだったのに、直接お客さんに向かって
投げかけられてる。演劇の始まる前の口上だよね。あれは。道化師
とかが言う。だって、「レディース&ジェントルメン!」だもんね。


ジム・オルークさんのいつものSEでメンバーが登場すると、待ってました!!
という気持ちのこもった歓声と拍手がすごい。あれを聞いただけで、今夜は
最高のライヴになるなって何となくわかった。そうだ、名古屋のお客さんのノリ
って私に合ってるんだよなぁ・・と改めて思う生粋の関東人。


メンバー一人ずつちょこんとおじぎをして、ハタノ君がいつもの
ようにジェントルメンな挨拶をして、楽器を構えて、そして、
「沈黙」。
1月のHIMEHAZIMEで初めて演奏聴いてから3回目。当たり前
だけど、一番三位一体感があって、うわぁぁぁ〜ってなって、涙を
こらえ切れなかった。まさか一曲目で泣くとは!我ながらびっくり。

ヴォーカルが、厚みがある。声の調子が凄く良いみたい。続けて、
「笛吹き男」「市民」。笛吹き男の例のギターの見せ場?wも、バッチリ
パッキパキに弾ききっていて、大満足。なんか、ドラムの音もシンバル
含めてバリバりパキパキしてて男前だった。中音が厚いのかな?

この後だったかな?ダイゴマン渾身の、

「エビフリャ〜!!!!」←超ハイトーンメタル系シャウト

忘れない・・・私は忘れないよ、あの雄叫びを・・。エビフライ食べるたび、
脳内再生させるよ・・・。なぜ「ひつまぶし〜!!!」「ミソ煮込みうどん〜!!」
とかにしなかったのかという賛否はあると思いますが。←あるかな


適度な緊張感もありつつ和やかな雰囲気の中、ギターのあのイントロ・・
来ちゃった・・・ヤバイ・・
「親愛なるニュートン街の」。この曲、今までの
Peopleの曲の中で一番・・・好きって言うのとは違うかなぁ。深〜〜い
所まで届いてくすぐられて、なんかちょっとスピリチュアルな域まで
行っちゃうような、私にとっては特別な曲で。目の前で、肉声で、
「午前3時 街が寝静まった頃・・・」とリーディング部分を歌われたらもう、
魂が千年まえの前世に戻っちゃうような感覚。

ちなみにこの部分のベースが出しているノイズ?が抜群にセンス良くて、
やっぱり健ちゃん天才やと惚れなおす////←魂が千年まえに行ってるわり
には冷静にじっくり観ていたww

なんといっても、「さ〜ぅあ〜♪五線譜の上を〜意気揚々と〜♪あ〜るいて〜♪」
の所が!あの朗々となだらかに登り詰めて行く感じがたまらなくて、つま先から
ぞわぞわ来て、また泣いてしまった。


続いて。以前とアレンジの変わったイントロで歓声・・というかため息というか、が
会場に漏れる。・・って言うかアレンジ変わってもすぐ何の曲かわかるから
Peopleのお客さん凄いいつも(笑)。前の曲の繋ぎとイントロを絡めてある
時とか、何の曲かわからない時あるもんな私(汗)。という訳で、「昏睡クラブ」。
アコースティックアレンジの演奏を2回聴いたけど、それに近い感じ。
ベースの音数が減ったのかな?ドラムも。すっきりした昏睡、みたいな。


そしてまたまたイントロで歓声。これは「きゃー!!」
な歓声。私もつられて
きゃー!!な大人気の「ペーパートリップ」。
ピョンピョンずっと跳びながら
観られて、楽しかった!周りのお客さんも結構跳んでたから!関東だと、
飛び跳ねてるの自分ひとり・・・みたいな時あるからね・・・(怖)
ぺパトリはホント、演奏がすごく丁寧になった曲の一つだと思ってる。
数年前は、縦の線やピッチもろもろ、噛み合ってない印象もあったから。
ベースのアクションも大きくカッコよくてもう!・・・・・もう!しか言えない←


フロアが沸いた所で、ハタノ君が「技法、と言う曲を」と。Citizenの世界に
連れ戻される。流れがいいな。HIMEHAJIMEで初めて演奏を観た時、
「・・・っ・・・ギターの手がっ・・・・か、カワイイ///////」と悶絶しそうになり、
それ以来この曲はギターガン観ですすみません。
右手も左手も、にぎにぎしてる赤ちゃんの手みたいな動きなんだよな〜〜///
指弾きの右手も、なんだか可愛らしくて。簡単そうで難しい感じだけどね。

音がとっても少ない。から余計に、呼吸が合ってる(読みあってる?)のが
わかって、ステージの雰囲気の良さが伝わって来た。CDで聴くと言葉が
意味深で強いけど、柔らかい歌だった。


そして、同じようなテンポで「犬猫芝居」。
嬉しかった・・・大好き。この曲、
どうしてもドラムばかり見ちゃう。ダイゴマンが加入して初めて、一緒に
作った曲だって言う話を読んでからずっと。ヴォーカルも「ほんの数秒で・・
みるみる弱って・・」の低い歌声が綺麗に響いてた。高いキーのヴォーカリスト
の出す低音って、たまらないよな・・・ゾクゾクする。

で!ここの繋ぎが超絶カッコいい。ドラムのドコドコした不穏なフレーズ
が、ストラヴィンスキーの「春の祭典」みたいで。おお〜っていう低い
歓声が漏れてた。「冷血と作法」。
この曲ライヴ映えするよな〜〜。
カッコよかった・・・・毎回やって欲しい・・・



物販紹介はこのあたりだっけかな・・。各地で行われている
ダイゴマン「名古屋Soul!」「ハイ!!」の出来の素晴らしさ!w
お客さんに一寸の照れもない!息もぴったり。

恒例のポーチ紹介二段オチは、ダ「ミソカツも入ります!」
ハ「味噌煮込みうどんも入ります」だそうです(爆)ハタノ君の二段目のオチ
で、どかーん!と受けてましたね〜〜。うどん・・とうとう麺類まで・・・



「僕の好きな曲をやります」とハタノ君がボソっと言って、「どこでもないところ」
を!聴けた!良かった!!ファミレコツアー以来ライヴで聴いていなかった
ので、すごく聴きたかった。Peopleの曲の中で一番!位、ギターのリフ・フレーズ
が好きで・・・耳がすっごく気持ちいい。キラキラした音の粒が転がって行くような。
ベースもドラムも全部大好き。自然に体が揺れてしまう。


続いて、「ニコラとテスラ」。
ベースの為にあるような曲・・って思って、健ちゃん
に目線を集中しているんだけど、その分歌が自由で、歌の表現力過ぎ凄いなぁ
って思って歌い手の表情なんかにも注目。「風に揺れ膨らむ〜風船が割れそうだ
〜♪」あたりの、ギターを弾いていない手の動きがヤバかった(笑)ちょっと言葉
では上手く表せないんだけど、無意識に、音楽に沿って出てきた動作って言うのは
やっぱり直情的で官能的なんだなぁと・・。音楽は「肉体芸術だ」って言う人もいる
くらいだからね。


ここから怒涛のキラーチューン三連発。「月曜日/無菌室」「はじまりの国」
「スルツェイ」。
彼らに「キラーチューン」って言う言葉は似あわないけれど、
この時は使いたくなった。・・・・彼ららしく言い換えるなら・・・・・

「全力でぶっ殺します楽章」
とかどうかな?・・・ぶっ殺されマシタ。はい。

はじまりの国、今まで聴いた中でもすんごいブ厚いアンサンブルで、
演奏者も楽しんでるし、円熟してるな〜って思った。前は、Peopleの
曲の中では比較的チャラい感じがしていたのに。迫力凄かった。


そして、ここに持ってきたか!と流れの良さに感嘆。「ニムロッド」。
音楽は凄くキャッチーで大好きなんだけど、言葉は耳を塞ぎたくなる。
耐えられなくて、生歌をちゃんと聴けなかったんだ、今まで。
初めて、平な心でちゃんと聴けてホッとした。向き合えたわけでは
ないけれど。目隠しを課せられた母親は、目隠しのはしからチラっと
見る事が出来ました(笑)。

間を空けず「旧市街」
でこの日の演奏をビシッとまとめる。そして、最後は
アルバム最後の曲、「汽笛」。
汽笛はCDで聴くと軽やかで可愛らしい
曲なんだけど(ある方にバロック音楽みたいねって言われて、納得
生演奏ではかなり聴きごたえ、観ごたえがあるなぁ。各演奏者が多種多様な
技を披露している、旅の音楽団みたいな面白さと華やかさがあって。
この曲は特に、音が「ロックバンド」ではない気がする。民族音楽
みたいでもあり、鼓笛隊みたいでもあり。凄く、「豊か」な音楽だった。


拍手喝采。心の中でスタンディングオベーション。(だってはじめから立ってる
からしたくても出来ないww)それぞれお辞儀をして、手を振って退場。そうそう、
いつからかな?ハタノ君は何度も両手を広げてお辞儀をしていて、
「座長」とか「団長」みたいな・・・。似合ってるな、って思った。



アンコール。

Peopleのライヴの好きな所は、アンコールの拍手が凄い「切望」の塊
みたいに熱い所。ずっと静かにじっと聴き入ってるお客さんがそこで
爆発!みたいな。だってさ、けっこうあるよね?グダグダお愛想なアンコール。
(おっと暴言?)どうせ出てくるんだし・・みたいな雰囲気ね。Peopleでは、
一度もそう言うのに遭遇してないなぁ。私が行った時は。



ここからお三方のコントさながらのまったりMCタイム。ボケも突っ込みも
完璧。完璧なコント(と言う曲を作ってBGMにすればいいよ)
話の順番は忘れちゃった。

ハタノ
「名古屋の皆さん、温かいですね・・。場所によっては帰れコール
とかありますからね」
「え〜??」ハタノ「うっそ〜〜ん!ww」
出た〜〜〜〜、ウソツキハタノwww久しぶりww

ハタノ
「ワンマンで帰れコールって無いよね?ヤバイでしょ」
ダイゴマン
「あ、でもあるよ。俺福岡でマリリンマンソン行った時・・・ちょっと言えない
ような事を・・・知らない?」ハタノ
「えっ?!知らない!後で詳しく教えて!」
・・・って、楽屋での会話まんま、みたいな。面白いですけど。
ダイゴマン
「でも、ファンなんだよね。日本人は素直じゃないから。」
ハタノ
「歪んだ愛情やねぇ・・・・・・」←コレがガチで素の福岡なまりだった
のでごちそうさまです!方言萌えますよね//////


今回のツアーは食べ物ネタMC多いって聞いてたけど、
ハタノ「名古屋には美味しいものが沢山あるのは重々承知ですが、
これからすぐ次へ行くので、それらの美味しいモノは僕らの口には入りません」
だったそう。なんか地元ネタないの?みたいにダイゴマンが健ちゃんに
ふってくれて、おっしゃーと小さくガッツポーズ。寡黙なベーシストが沢山
話す貴重な地元ライブ!

ケンタ「この近くに住んでた事があって、借りてたアパートの名前が、
ホワイトハウスって言う・・(笑)」
ハタノ「・・日本にもあるんだ」
ダイゴマン「オバマー?!セキュリティとか凄そうだね。オートロック?」
ケンタ「オートロックでは無かった。家賃4万5千円ww」
ダイゴマン「そうそう、面白い話があるんだよ」ケンタ「最初に面白いって言う?」
←健ちゃん、実は突っ込み厳しいんだよね。二人のボケに突っ込まないと
いけないからねww
ダイゴマン「僕城南区って言う所に住んでて、うちの近くに
マイケル城南っていうアパートがあって」場内爆笑。マイケル・ジョーナンwww

そしてもろもろ告知があって、ハタノツイッターとかで呟こう
としたら狙撃されますよ。携帯の画面パリーン!って」ケンタ
「ホワイトハウス
からね」とすかさず!凄いぞ健ちゃん!ネタ合わせしてたでしょ?絶対!


すっかりぴーぷるお笑い劇場と化した所で、ゆっくりと、終わりの終わりへ向かう。
「マルタ」「日曜日/浴室」「鍵盤のない、」

あんまり覚えてないや。日曜日も鍵盤もどうしようもなく好きな曲で、
嬉しくて、でも、やだ〜、終わっちゃうのやだよ・・・・って、ずっとグズグズ
泣いてた。今現在も、終わっちゃったのが嫌だもの。

もっと沢山行けたら良かったのにって、いつもいつも悔しくて、
でも、そんな忘れられない演奏会に行けた事に凄く感謝して。
の、繰り返し。

次はツアーファイナル。

終わりのはじまりを、観に行きます。よ。



Candle Light,www,People In The Box yeah!!

  • 2011.12.20 Tuesday
  • 00:24

20111206
TOWER RECORD presents Candle Light
      Akira Kosemura/People In The Box
                                    @Shibuya www





 まず、今年のうちにwwwに行けた事が幸運。とても
行ってみたかったから。凄く、好きな雰囲気だった。少し螺旋になった階段を下りて行くのがワクワクする。階段のすぐ下で、フローシーキャンドルを販売していた。これが、ステージでも灯るわけですね。色々な形や色、模様があってどれも素敵。さんざん迷って
購入。



会場の中に入ると天井が高く、階段状になった客席が映画館そのもの。
ステージにはグランドピアノと、キャンドルが点々と置かれている。
小瀬村さんの演奏が先なんだね。


ピアノのソロかと思っていたら、ヴァイオリニストの女性も登場。うわぁぁ・・・って嬉しくなる。
ピアノとヴァイオリン。の音色が聴けるだけでも嬉しい。白澤美佳さんと言うヴァイオリニスト。
「高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニスト」のメンバーなんだとか。この日は、汐留のイルミネー
ション点灯式での演奏を終えてからいらしたそうだ。小瀬村さんが、
「優しいですね。一人になっちゃったらどうしようかと思いました。」と。

余談ですが、翌朝テレビでその点灯式の様子が少し放送されていて、
白澤さんのお姿を確認して一人にやにやしました。よ。←


音楽と、スクリーンの映像の共演。どちらも過不足なく溶け合っていて・・
もう素晴らしいとしか言いようがなかった。心を打たれた。つまりは、
「初見でドハマリ」しました(笑)。
映像は菊池慎さんという方がいつも担当されているそうで、この日の映像が
菊池さんのHPで少し見られて感激。 
http://blog.schole.shop-pro.jp/?eid=747063


とても、美しくて、そして悲しい音楽だと思った。ピアノもヴァイオリンも映像も。
何故悲しいって感じたのかはわからない。映像に悲劇的な場面があったわけ
でもない。ぼんやりと柔らかく、少しアンニュイでひたすら美しい。

音楽を聴いて得る感情って、やはり「言葉以前」のものなんだな。
そして、私にとっては、「悲しい」と「美しい」はすごく近い感情なんだなって、
認識した。Peopleの音楽でもそう感じた事があるから、この日の2組の共演
は、凄く「互いに似合っていた」気もした。

とてもとても良かったから、この日演奏された曲が多く入っている
「how my heart sings」と言うCDを購入。めちゃめちゃ聴いてます!w
今も聴きながら書いてる。


お二人が笑顔でステージを後にされてからも、なんだか放心。
近くにいらしたTさんMさんとPeopleの話しをして、グイっと
気持ちをアゲて行く。セッティングを見ていると、もう、たまらない
気持ちになって来る。アンプの上にもキャンドルが置かれる。


バスドラが小さいね。アコースティックセットのドラムは。
穴あきシンバルがやたらと目立つ(笑)。そして・・・・センターに
エレクトリックなギター。ストラトですか??健ちゃんが弾くん
ですか??うわわわわわ・・・・と、アレコレ想像してドキドキ。
ちなみにアコースティックベースはフレットレスなんだそうです。
最前列健ちゃん前にいらしたSさんが教えて下さいました。


サラッと登場して着席するメンバー。ハタノ君のあのガットギターが
本当に大好き。凄く乾いた、硬い音がするよね。普通のアコギより、
彼らの音楽に似合ってる気がする。


1曲目。え・え・え・・・・「レテビーチ」!なんだかやるんじゃないかって
予感がしていたんだ。全部の曲そうなんだけど、アコースティック
編成・アレンジでやるほうが、「陽気なワールドミュージック」みたいに
なるんだよな〜Peopleの曲って。不思議。普通、アコースティックで
やる方がしっとりと陰気になりそうじゃない?


「あの、モッシュ・ダイブは禁止ですので」としょっぱな
からボケをかますハタノ君に、会場オオウケwww。

「ウケすぎやろ??」とご本人もビビる程。最近彼には
笑いの神様が降りて来ている気がする。ぜんっぜん
すべらない!・・・・かな?

「小瀬村さんとは、今日初めてお会いしたんですが、
普段ロックバンドなんてやってるとこういう共演はなかなか
ないので、今日は本当にありがとうございます。」と挨拶を
した後、おもむろに

「そう、普段は、ロックバンドをやっているんです。」と
言い直して、ジャカジャカとロケンロールなリフを弾き始め、
「Yeah!!~♪ People In The Box!! Yeah!!!!」と
なりきりロックスターなカンジで歌い出したハタノ君・・・・・・

「こんな感じで♪」ってさぁwwww、小瀬村さんを聴きに来られた
お客さん、普通に信じたらどーすんのみたいなwww。まぁ、
いいかそれでも。楽しいならいいんです。



どの曲のアレンジも面白くてもう一回聴きたいのに、
「僕ら、同じ演奏はしませんよ。」と言った。ハタノ君が。
ちょっと「宣告」みたいな冷たい言い方だった。
「リハーサルと本番でノリを変えてくる人もいるし・・フフツ」
つまりは、即興セッションの様な要素を演奏者も楽しんで
いると言う事なんだろう。だから、何度行っても飽きないん
だな。彼らのライヴは。

え〜と、セットリスト。たっぷり沢山聴けて大大大満足。

■レテビーチ
■ 月曜日 / 無菌室
■ 夜の人々 
■ ベルリン 
■ 昏睡クラブ 
■ リマ
■ 一度だけ 
■ 笛吹き男
■ 火曜日 / 空室 
En. 土曜日 / 待合室 天使の胃袋 


夜の人々の、歌の伸びやかさ。昏睡クラブの不思議なリズム。
劇場編でも戦慄した、火曜日の狂気じみたカッコよさ。どれも
もう一度聴きたいけど、驚いたのが、最後の最後、「天使の胃袋」。
ギターのフレーズを、そのままベースが弾いている!あんなに
軽やかで可憐なベースを弾く人、あまり観ないよ。

とにかく健ちゃんがMVPだった。エレキギターとアコースティックベース
をとっかえひっかえ忙しそうで、でもどちらも良くて。器用だよなぁ・・
音楽センスの良さが光ってた。


ダイゴマンはマレットでシンバルをぽんぽんしている事
が多くて、なんだか可愛らしかった。いつも圧倒されてばかり
だから、たまにはそんな風に観るのもいいな、と思った。
MCどうするんだろう・・・・この雰囲気でいつものアレは・・・
とドキドキしてたけど(笑)、「このエレガンス・・・伝わってますでしょうか・・」
と、エレガンスモードダイゴマンだった・・・らしいwwww。

でもね、前に友人がフェスでPeopleを一緒に観てくれた時、
「ドラムが品があるね。」って言った事があって、なんだかソレを
思い出したな。

油断すると、エンターテイメントって言うのは下品で下世話な
方にばかり偏ってしまうんじゃないかって思う時があって。
もちろんソレもあった方が楽しいんだけど、美しくて品格を感じる
ものも、特に音楽には、私は欲しいって思うから、この日はとっても
心が洗われて、満たされた。



もしかしたら、私の「今年の一番」になったかもしれないな。
音楽イベントとして。











 

BACK TO THE FUTURE☆

  • 2011.12.18 Sunday
  • 23:56
 
20111203 「BACK TO THE FUTURE」 HiGE@SHIBUYA CLUB QUATTRO



過去の楽曲を年代別に演奏する3Daysの、中日に参加した。
3日間行きたかったよ〜〜〜〜(泣)嬉しい3日間Sold outだったね!

で、ツアーの時出囃子がBACK TO THE FUTUREだった事があって
オオウケしたんだけど、まさかライブのタイトルになるとは(笑)。


メンバー登場してまず、すーさんがあのブルーのカーディガンに
ネクタイ姿だったのが感激。ちゃんと衣装もBACK TO THE FUTUER
してる!みたいな。それから、アイゴンさんの姿を見た時、アイゴンさんと
HiGEちゃんが初めて会って一緒に作ったのがこの日演奏されるであろう
「PEANUTS FOREVER」だったんだよなーって思ったら、「今日来れて
良かったな・・・」って思った。その時、まさかプロデューサーが正式
メンバーになるなんて誰も思ってなかったよね??


{セットリスト}

■Mr.アメリカ
■I’m so sick
■goo
■デーモン&サタン
■寄生虫×ベイビー×ゴー!
■ボニー&クライド
■ダブリン
■ランチ
■せってん
■B級プロパガンダ
■ネアンデルタール Punks Fuck Off!
■黒にそめろ!
■壁に話しかける普通の朝、僕はただの男
■ヒサシ・カリメロ
■溺れる猿は藁をもつかむ
■ドーナツに死す
■ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
■ロックンロールと五人の囚人
■ハートのキング
{EN}
■ワンモアタイム・ワンモアチャンス
■マヌケなクインテット
■ダーティーな世界
■電波にのって



「暑いよね?!」って2曲目位でもう汗だくすーさん。「出てきた
瞬間、あ、カーディガンじゃないなって思った」と。笑でもパンツとの
色のコントラストを気にして、カーデ脱がないすーさんに、オシャレ
番長UKがしみじみと「オシャレって、楽じゃないよね・・」はい、
本日の名言その1ですね。ちなみにオシャレ番長のポートネック・
ミントグリーン七分袖のトレーナーは、今まで見た中でも最強に
オサレでした。(前日は赤いラメのカーディガンだったらしい!スゴイ)


この日はね・・・・いつになくコテちゃんがカッコよかった!
ドラムプレイもだけど、拡声器も最高にクールだったよ!
メンバー全員そうだけど、「その人そのものがアート」
みたいなコテちゃん。実は一番ストイックなガッツリバンドマン
だって、勝手に思ってるけど。

もしかして、一番好きかも・・って思う曲「壁に話しかける〜」が
聴けて、感涙。凄い久しぶり。リーディングスタイルの曲は大好き
なんだけど、この曲はリーディングとも違うような、独特だよね。
すーさんがパティ・スミスに見える時がある(笑)。ああいう感じ。


すーさんは色々な海外のアーティストにキャラがかぶってると
思う事がある。カート・コバーンに見えたり←言いすぎ??
初めてHiGEちゃんを見た時、「ヨーロッパのバンドみたい!」って
思って。日本のバンドっぽさが無いと思う。音もね。じゃあ日本っぽい
バンドってどんなの?って聞かれると答えられる自信ないんだけど・・。


ロックンロールと〜で、最近はアイゴンさんがガンガンギター
弾いてるイメージだったけど、この日は控えめですーさんギターが
前に出てた感じ。当時の演奏の再現・・・って言う事なのかなとか。


本編最後、ハートのキング。HiGEちゃんらしい、ぐるぐる渦をまいていく
ようなサウンド。名曲。


いつももっと喋るよね?って思ったのは私だけじゃなかったみたいだけど、
MC長〜〜いお喋り大好きちゃんひげだけど、どんどん演奏してた(笑)。
グダグダタイムが少なくてカッコイイ流れだったよ。

いつも、演奏中の事は頭真っ白になっちゃうからあまり覚えてない
かわりに、MCが一番記憶に残る・・って言う。アイゴンさんの、初めて
HiGEちゃんとRECした時の話が面白かったなぁ。

HiGEちゃんの印象=飴を良く食べるバンド

だそうですwww。スタジオに用意してある飴のセンスが悪かった
らしいんだけど(アイゴンさん的に)、いつも入れ物が空になるまで
飴を食べるメンバーに驚いたとか(爆)。

で、その時のUKの話しが・・前も言ってたけど、ちょっとジーンと
しちゃうんだよな。それまで自分達だけでCD作って来たから、
「プロデューサー」ってものに偏見があったと。意訳すると、
エラそうなギョーカイ人・・みたいなイメージだったらしく(笑)。
UKは自分でミックスとかもやるからね。で、アイゴンさんの
事は普通にファンだったみたいで、緊張するし、全然コミュニケーション
取れなかったと。それが今では親子みたいに一緒にギター弾いてる
んだもんね。「縁」ってあるんだなぁ・・・・って。

アイゴンさんが入ってから、飛躍的に演奏素敵になったなって
思うのは、やっぱりUKだ。技術的にももちろんだけど、この日も
凄く自由で、余裕があって、楽しんでて・・・・いつものように
ギターマシンガンで客席を撃ってたけど、アレ確実に私を狙ってた
よね/////← ココロウタレマシタ



アンコールからが異様に長い、アンコールからが本番!
みたいなちゃんひげライブではありますが、最後の最後、
「電波にのって」は圧巻だった。こんな凄い曲だったっけ??
って思った。アウトロのベースとツインドラムが渦をまくように
どんどんどんどん他の音を巻き込んで行って、竜巻おきました〜!!
みたいな大円団。そうそう、これこそHiGEサウンドの真骨頂!!
ってもう、大感動の大満足。


次の日、最終日も凄かったらしいから悔しいけど、一日でも
行けて、良かったなぁ・・・・って。また色々な企画ライブしてね。
コンセプトのあるライブ作りが得意なのも、HiGEちゃんの
イカしてるところ〜〜〜♪なのであります。




NOVEMBERの終わりにNOVEMBERSを

  • 2011.12.17 Saturday
  • 00:55
 
20111126 「TO TWO(  ) melt into holy」 THE NOVEMBERS
                                                             @SHIBUYA-AX



始まる前、会場に流れていたサティの曲が、耳に残っている。なんだか
不穏な美しさのあるピアノ曲で導入される、ギターロックバンドのライブ。って、
そう多くは無いと思う。SEで既に、彼らの唯一無二の世界に。



今回の2枚の新譜は、少なくとも3年位は聴きこまないと、自分の中に入って
来ない・馴染まない・・ような気がしたまま迎えたツアーファイナル。楽しめるかなって、
正直不安だった。彼らが、凄い領域に足を踏み入れたのはわかった。
凄すぎて、「付いて行けるかな?」って思ってたんだ。


でも、本当に、行って良かったって思った。今も思ってる。圧倒されっぱなし
で、「楽しかった」のかどうか・・・・・うん、楽しかった。な。
セットリストを。

■ 永遠の複製
■ 瓦礫の上で
■ はじまりの教会
■ 小声は此岸に響いて
■ アマレット
■ こわれる
■ ニールの灰に
■ 夢のあと
■ pilica
■ sea's sweep
■ 終わらない境界
■ 日々の剥製
■ dysphoria
■ dnim
■ 彼岸で散る青
■ holy

EN. melt/ 再生の朝



冒頭、永遠の複製からもう、楽曲の持つ力量が凄いな・・って。
でも、CDで聴いていたよりもポップなギターロックに聴こえる。
TOMOEでも一度聴いてるんだけど、生演奏の方が彼らは
「人なつっこい」音楽なんだよなー。

演奏って、演奏者の人柄が出る・・と私は思っていて。そんな事はない
って思ってる方も多いだろうけれど。どの曲も、CDで聴くより人なつっこ
くて温かかった。


とにかく、ケンゴ氏が凄い。初めて観た時から「ケンゴは凄い」と
ファンになった私ですが← ギタープレイが本当に多才。細かい
所は覚え切れないけれど、この日は指弾きも堪能出来たし、
左手で鍵盤、右手でギターのビックリケンゴも観れた。

2本のギターとベース、それぞれが本当に沢山の音を使っているから、
誰がどの音を出しているか確認するのに、めっちゃ目が忙しいのが
ノベンバのライブ。「え〜?!この音ベースだったの??」とか、
「小林君だったのか・・・コレ歌いながら弾くんだ・・」とか、そう言う
のが凄く、楽しい。つまりは、私の音楽ライブの楽しみ方にぴったり
フィットしてくれてる。ありがたい。


聴けると思っていなかったMisstopiaからの曲を聴いた時、
心が大きく震えた。ので、やっぱり私はまだまだMisstopiaに
いるんだなと思ったけれど、無理に次に行く必要もない。
この日を堺に TO も(TWO)も凄く愛着が沸くようになったから。


小林君のMCが忘れられない。3年前、このAXのステージに立った
事があると。Syrup16gの前座で。最近やっと聴けるようになって、
素晴らしいと言っていた。「友人に、ここでワンマンやれるようになる
って思ってた?って聞かれたんだけど、正直僕、思ってました。」と。
少し、にこっと笑った。グっと来た。彼の言葉は、悔しいけど、いつも
とてもカッコイイんだ。真直ぐで、嫌味も捻りもなくて。

「自分達の力だけで、ここでワンマンやれるようになるって思ってたけど、
実際自分達の力だけじゃなくて。」と、さりげなく感謝の気持ちを言う
所もニクイね。少し、泣いてたよね?吉木君も鼻を赤くして貰い泣き・・
しているように見えた。特別な日なんだなって、改めて思って、背筋が
ピンとなった。

丁寧すぎるくらい、丁寧なんだ。この日も「みんな」って言った後、
「みんなじゃないや、皆さん、ですね」って、言い直したんだよ!
いいじゃん「みんな」くらい!って思うよね。「おまえら!」とか言う
バンドマン沢山いるじゃん!みたいな。この人、本当に信じられる、
って思わせる何かがある。気がする。


dysphoriaからdnimの時は、お客さんのアクションも熱かった。
ジリジリと積み重なった感情がぶわ〜っと放たれたみたいに。
歌も、なんだかやんちゃだった(笑)。そして、アルバム最後の曲
で終ると言う、アルバムツアーらしい流れ。


アンコール。
小林君のシャツの話はここだったかな?ツアーの時に、3着シャツを
友人に作って貰ったと。代官山にお店を出している紳士だとか。・・・
私も欲しいデスそのお店のシャツ・・・。

「新作が、紺に白のドットでテンション上がったんですけど・・ちょっと
さすがに着れないなって思って///」と照れくさそうに言う小林君。
いやいや、あなたこそ着るべきじゃないですか!ドット!と思ったのは
私だけではないハズ。「ケンゴくんとかが着るとガチはまりなんですけど
ね♪」と・・・ケンゴのドットシャツ姿を妄想・・・・う〜ん・・・・・。

そんな和やかな空気で油断させておいて・・・・・・

meltの時のスクリーンの映像!素晴らしかった。不思議な森の中。
うごめいて、生きている森。僅かな時間なのに、映画一本観た位の
イメージの量。立体的に浮き出て見える映し方だったよね?
本編でやらない所がなんとも。

アンコールってさ、「おまけだからね!」って、すごくユルくやる人と、
「まだまだ、これからが本番だよ・・」って、凄いの持ってくる人が
いるよね。間違いなく、後者でしたね。


映像に放心してる場合じゃなかった。目の前のケンゴが、いつの間にか
戸高さんになっていた(笑)。そして!もう一人のゲストが!LOSTAGE
岩城さん!!カッコよかった〜!!ツインドラムの再生の朝。迫力。
圧巻。岩城さん見たさに、下手に移動したい衝動を抑えるのに必死でしたw。
そんな無粋な事しないけどね。どこに居たって、あの空間にいられた
だけで、本当に幸せだった。


とにかく、演奏の手数も多いし、音楽から得るイメージや情報量が
凄かったから・・・・・あと5回位見たいです。←オイ
個人的日記だからいいんだけど・・・・・言葉も知識も追いつかなくて、
書ききれないのが凄い悔しい。言葉にならない感情だけが、ひどく
満たされた。そんな、ファイナルだった。よ。



「ママ、あの高みへとつれて行って、聖なる頂きへと」

  • 2011.12.02 Friday
  • 15:59
 
20111111 People In The Box「Lovely Taboos release party」
                                                 @Shibuya O-EAST 




先ず、オープニングゲストのLAGITAGIDAの事を少し。「YouTubeの動画の再生
回数のほとんどが僕です」とこの日もハタノ君が公言していたほど、お熱のバンド
らしい。(お熱・・って言い方今使うかな?まぁいいや。)私も好きなタイプの演奏だった。
超絶技巧バンザイ!!ベースが色々な意味で衝撃的だった。凄い・・・。ルックスも
日本人離れしているし、ドカーンと、来そうな。ギターの方が素足だったのが印象的。


LAGITAGIDAの熱演も冷めやらぬうちに・・・・・あれ?なんかいつもとSEの感じが
違う・・・。結局未だに曲名がわからないのだけど、目下調べ中。女声が入った民族
音楽のような。インドネシアとかバリとかで流れてるような。そんな不思議な曲が流れ
ていた。


そして、いつもの、ジム・オルークのあの時計の音が・・・・・・拍手と歓声。
メンバー登場。

リリースパーティーにふさわしく、「笛吹き男」ではじまり、「市民」で本編
を終えたのだった。この日は。

先にセットリストを書こうかな。たまには。いつも1曲づつ感想を書こうと
するから、自分で読み返せないくらい長くなるんだよなーきっと(笑)


□笛吹き男
□完璧な庭
□水曜日/密室
□レテビーチ
□見えない警察のための
□火曜日/空室
□ストックホルム
□土曜日/待合室
□マルタ
□ブリキの夜明け
□市民
□天使の胃袋
□旧市街
□子供たち

en ニムロッド/スルツェイ/ en2 鍵盤のない、



何度聴いても、その度に違う曲みたいに聴こえる演奏。だから
飽きないんだよなぁ・・・何度でも行きたくなるんだよなぁ・・と
いつも思うんだけど、同じ曲でもテンポ・・と言うか、グルーヴが
毎回ガラっと違う。切望していてやっと聴けた「見えない警察の
ための」も、前回聴いたのと全く違った印象。後に引っ張る感じの
ゆったりした見えない警察。前回は、前に畳み掛ける・・・感じだった
気がするんだよね。

ブリキの夜明けも久しぶりだった。凄く、歌がガッシリしていた。
儚げな雰囲気が無くなってきたよね。全体的に。

曲と曲の繫ぎが、いつもながらお見事。天使の胃袋→旧市街
なんかは、「来た来た来た〜〜!!」ってなる(笑)。全身の血が
逆流して沸騰するようなインストルメンタルで繫ぐ。そう言う細かい
部分に、「力量」って出ると思う。間違いない。この人達、本当に
凄い。って言う確信を、今回も得られた。


そうそう、何も喋ってない健ちゃんにダイゴマンが、「何かないですか?」
と話しを振ってくれたのに、「いい、いいから曲やろ、曲」とwwww健ちゃん!
すかさずハタノ君が、「僕ら、ほんとうに演奏するのが好きなんです」って
言ったのが、フォローなのか自慢なのか(笑)。・・でも、なんか嬉しかったな。
どうしてこんなにファンになったかって言うと、「演奏に魅了された」からが
一番大きい気がするし。


そして、子供達。客席から誰からともなく「ら〜ら〜ら〜♪」って歌い出して、
感動した。水を打ったような静けさが特徴的だったPeopleのライブに、新しい
風が吹いた記念すべき日だと。もちろん、それを嫌うお客さんも多いって
わかってるけど、私は、凄く嬉しかった。ハタノ君が耳に手をあてる仕草
をしたからGOサインだと思って、私も一生懸命歌いました。
忘れられないなぁ・・あの光景。


アンコール。
「新曲を」に、おお〜とどよめきが。聴けるかなと思ってはいたけど、
嬉しい。Citizen soulから「ニムロッド」。真っ先に思った事は、
「どキャッチーだな・・」だった。一度聴いただけで、耳にばっちり
残った。シンプルでカッコイイ。歌が「ママ〜」って言う言葉になった
時、ハタノ君は私(の方向)をバチっと見た。と言う壮大なる勘違い。
ギョっとした。ざわっとした。この曲の行く末が、楽しみで仕方ない。

スルツェイを聴きながら、ファミレコツアーを回顧して泣きそうに
なったり。メンバーは去ってしまったけど、まだまだ、帰さないよ?

今年、Peopleでは3回ダブルアンコールを勝ち取っている。
必死でアンコールの拍手を続ける。「お願い!」って言う強い
気持ちが会場を覆う。たまらないよね〜、あの空気(笑)。

ようやく、メンバー再び。「ダブルなんかやるもんか!って思った
けど、1曲だけやって帰ります。今日は本当にどうもありがとうござい
ました。」とハタノ君が言って・・・・そして・・・・

なんか、数日前から予感はしてた。いよいよ聴けるんじゃないかって。
楽器を構えた時、あ!ってわかったんだ。「鍵盤のない、」だって!
何故かタイミングが合わず、今まで一度しか聴けてないこの曲。
焦がれて、焦がれて、やっと。

前回聴けたのは昨年のQUATTROだったんだけど、エモーショナルの
極み、みたいな演奏だった。怖いくらい。音楽に殺されるかと思った。
今回の「鍵盤のない、」は、クールで洒落た感じだった。アンコールだから、
力がフッと抜けたみたいなね。

珍しく、ダイゴマンがスティックを投げて、ハタノ君もピックを投げていた。
うわ〜っと群がる池の鯉におそるおそるエサをあげてる子供みたいで、
とってもキュートでした♪これも、なんだか忘れられない光景。



観る度、凄くなって行く。どこまで行くんだろう。楽しみ過ぎて、怖い(笑)。

秋の大三角形。

  • 2011.11.07 Monday
  • 00:57
 20111103 大東文化大学学園祭ライブ 「秋の大三角形」
                 People In The Box/UNISON SQUARE GARDEN




タイトルが、いいよね、先ず。3ピースバンドを「三角形」とあらわすその感性、
キライじゃないよ?←ダイゴマン風に 秋の夜空には大三角形はないけど。
企画された学生さんに、全力で感謝。良い2マンでした。行けて良かった・・・・
遠かったケド。



「Peopleが先みたいよ」と、先に着いていた方から聞いてやっぱり、と。
なんだかユニゾンが先ってイメージ無かったから。何故かはわからない
けど、音楽のイメージなのかな。


地下へ降りる階段をゾロゾロ降りて体育館の中に入ると、匂いがまさに
体育館!(笑)なんか懐かしいな〜とか。ステージにはPeopleのセッティングが。
なんだか不思議な感じ。体育館で彼らを観るのは初めてだ。UNISONも。


People In The Box

会場の照明がゆっくり落ちると、「チチチチチ・・チーン」と時計の音のいつも
のSE。拍手と歓声が、すっかりお祭りムード。メンバーが登場すると、
ぐわわわっとお客さんが前に寄る。普段のPeopleのライブではまず押されない
から、なんか新鮮(笑)。

波多野君が、「危ないからあんまり押さないようにね」と大変真剣におっしゃった
のも、また新鮮。

ギターのイントロで、うわぁぁ!って。「完璧な庭」が、本当に好きなんです。
お客さん盛り上がってる。皆楽しそうだし、なんか前のめりな感じ。

「学祭ライブってこんな感じなんだね〜。なんか新鮮。フフッ」と波多野氏。


生粋のアウトサイダー・・・って言っちゃうと語弊があると思うけど、理不尽な
集団生活・教師・教育制度・・・・そう言ったものを受け入れられずに独自の
歩み方でここまで来た彼から見たら、大学生の集団ってどんな風に見えた
のかな?ふと出たこの言葉、私、なんだか印象深いんだ。

それから、「こんな楽しいイベントに参加出来て嬉しいし、UNISONとも
久しぶりに一緒に出来て嬉しいです。ほんとにどうもありがとう」
と言うお礼の言葉。そして次の曲も少し意外。

ベルリンでは、やはり照明がレッドライト&グリーンライトに。
そう、照明もホールやライブハウスとはまた光の感じが違って
良かったし、思いの他音響も良かった!音は両バンドとも
大満足でした。ギターがギャンギャンで最高。良く響いてた。


Novemberなのに、She Hates December。の後、笛吹き男。
聴く度に好きになる。メロディーがスーッと入って来やすいせいか、
ユニゾンT・タオルなお客さん達も耳を傾けてくれていた。

そして・・・・コレ対バンだとけっこう緊張する瞬間だよね。ダイゴマンMC
ね。私だけかな?・・・・・・ウケてました!!良かった〜〜〜。特に
お決まりの「お兄さん、濡れちゃった♪」で男性のお客さん沸いてた
よね?!なんだかんだで滑らない、お客さんのハートをわしづかみ
するダイゴマンのMCは、もはや演奏と同等の価値があると言っても
過言ではないでしょう。うんうん。



そして、まさかの「六月の空を照らす」!11月なのに!!←しつこい
聴いたのいつぶりだろう・・・・。心がざわざわする曲。アウトロのオーボエの
音みたいなギターも綺麗に聴こえて、大満足。それから、市民、旧市街。
でおしまい。市民の「まただ、血の味だ・・・」があのお祭りムードの中で、ひときわ
異彩をはなっていた気がした。旧市街は、観る度ベースが進化している
ようで、何度聴いても飽きないなぁ。





UNISON SQUARE GARDEN

久しぶりのユニゾンなので、出来るだけ前でみたい!正直楽しみ
過ぎて吐きそう・・・・だったんだけど、ガタイの良い男性が周りに
たくさんいらっしゃるし、Peopleの時よりあきらかにお客さんが
前に詰めて来ている。さて、どうしたものか・・・・まぁ、流れにまかせて。
生還できればそれで良い。多少のかすり傷はお土産みたいなものさ。
ってな具合で、転換の時間がもどかしい。

ユニゾンの、アンプの並び方が好き。ビル街みたいなんだよ(笑)。
残念ながら大好きなOrangeのアンプが無くなっていた。アレがあれば
完璧だったのに!


客電が落ちて、凄くしあわせな気持ちになる響きのSEが。確か、
イズミワカソラさん?の曲を使ってるんだっけ?CD欲しいな。

出囃子=入場SEって、凄く大事だよね。ライブの印象をも
左右する。この日の2バンドは、どちらも最高!


一曲目、kid, l like quartet のイントロが鳴った瞬間からもう・・・
ぱぁーん!って、脳内で何かが弾けた(笑)。怖いもの知らずで
生意気で、おバカなガール時代に戻ってた。確実に。
「かぁっこいいいいいいいーーーーー!!!!!!!」
ってなった印象しか覚えてませんこの日のライブ。まじで。

次にプロトラクト・カウントダウン来ちゃってもう、「殺す気か!!」
みたいな。そう、キラーチューンと言う言葉があるけれど、
彼らの曲ってほとんどキラーチューン。自分にとっては。

それにつけても、斉藤君のギターヴォーカルとしての力量
には圧倒される。私は、上手すぎる歌はつまらない
と思っている。技術的に「上手」な歌い手より、稚拙でも「むき出し」
な表現が好き。斉藤君は技術的に上手すぎるんだけど、・・なんて
言うかな、「崩し方」が絶妙なんだよね。「乱れ方」って言った方が
合うかな?

プロトラクトの「なんかちがぁぁ〜〜〜う!!!」が聴けたので、
満足して卒倒しそうでした。

もう、心拍バクバク足ガクガクで←若者に混じって跳び過ぎwww
次何が来るの〜??勘弁して〜〜、となっていたら、次はミディアム
テンポで色っぽい MR. アンディ。流れがいい。気持ち良く体を揺らして
・・・そして・・・

あの大好きなベースイントロが来た。来ちゃった。チャイルドフッド・スーパーノヴァ。
この日凄く聴きたいなぁって思ってたけど、やらないだろうな・・って
思ってたからもう・・感涙。ちょっと今までよりグルーブが乱れた感じ。
難しい曲なんだなぁってハラハラと。Peopleに比べたらハラハラのうちに
入らないけど(笑)。いやいや、楽曲のタイプが全然違うからね、
そのハラハラドキドキが最高なんですPeopleは。

で、また来ちゃった。かんっぜんにぶっ壊れた瞬間。 きみのもとへ。
あんなに頭真っ白で楽しんだのは久しぶりかな。自分本気でこの
曲好きなんだなと実感。そして、ライブで大勢で楽しむのに向いている。
この時だったかな?「押し返し」と言うか、後に将棋倒しが起きて転んだ
んだけど・・・・・あんまり覚えてない←

きみのもとへの後はトランス状態と言うか何というか、せっかく披露された
次の新曲を、ほとんど覚えていないと言う・・・。でも、タイトルは印象的だった。
「光のどけき春の日に」・・で合ってるかな?これ、検索とかしないで書いてる。
なんか、彼ららしい曲だと思った。甘ったるくてメロウな印象だけ、残ってる。

この後のセトリは後から伺いました(爆)もう、燃え尽きてぼぉーっと
聴いてた。口とかポカーンとしてなかったかな・・・してたよな多分。


センチメンタルピリオド→カラクリカルカレ→オリオンをなぞる、で
本編おわり。アンコールが、クローバーとフルカラープログラム。

なかなか聴けなさそうな曲も聴けて、大変満足。・・だけど、おそろしい
ほど汗でびしょびしょで、外へ出たら凍えた・・・・・。


番外的に書くと、UNISONをあまりご存じないPeople好きさん
達の感想が面白かった!斉藤君の白シャツの破壊力は、健ちゃんの
破壊力を上回ったらしいwww。しかし、イケメンすぎて歌上手すぎる
斉藤君より、ちょっとキモカワイイタブチ君の方が評判良かったのも、
凄く納得出来た(笑)。

ライブ後も円陣を組んで大騒ぎで盛り上がっているUNISON
ファンの集団を眺めながら、モダンな作りの校舎を見上げながら、
会場の片付けをしている学生さん眺めながら、しばらく数名の
乙女と話しをした。帰りも、ご一緒させて頂いて、とても楽しかった。


なんだか場違いな(年齢的にw)ライブだったけれど、
とてもとても、良い夜でした。








代官山の笛吹き男・番外編

  • 2011.11.06 Sunday
  • 23:15
 
「笛吹き男」と言うタイトルは、やっぱり「ハーメルンの笛吹き男」を
連想しちゃうけどさ、あの童話の子供達みたいに、さらわれてた
方が多数(笑)。心がね、ハタノ君に付いて行っちゃった・・みたいな。


「一日の孤独」終演後に、残っていたお客さん達と片付けに
出てきたハタノ君で「暫定的握手&サイン会」になっていたわけだ
けれども(笑)あの日初めて彼と言葉を交わしたと言う数名の女性
の話しを聞いたら、皆さん声をそろえて、「すごくやさしかった〜///」
「穏やかで、癒された〜////」「ステージに正座して、同じ目線で話しを
聞いて下さって・・あんな丁寧な方は初めて////」などの賛辞。
相対的に、「母性的な癒し」を感じた方が多かったように思います(笑)。


ギターロックバンドのフロントマンって言うと、「アニキ!」な感じの
リーダー的なカッコ良さで人気を得ている人も少なくないんだろうけど、
多分、Peopleやハタノ君のファンの人達って言うのは・・・・そういう
のは苦手な人が多いんじゃないかな・・・・とか。どうかな。わからない
けれど。


私はサインを求めるお客さんの列のほとんど最後尾にいたから、
失礼ながら皆さんとハタノ君が会話されてる様子を、じーっとみながら、
脳内フル稼働みたいな(笑)。話しの内容は聞こえないけれど、
色々な事を感じたし、腑に落ちたり、納得したり。


私個人の話しをすると、私はPeopleのライブを初めて観る前に、
お友達からこんな印象を聞いていた。「3人ともステージでは凄いんだけど、
ステージ降りたら、そこらへんにいる気のいい兄ちゃん・・って言う感じ」

だからハタノ君にも「控えめで気さくな青年」と言う勝手なイメージを持っていた。
そのイメージは、今回も崩れなかったです。ドキドキガクガクはするけど(笑)
もちろん、その唯一無二の才能には打ちのめされるばかりだけど。


控えめだし、シャイだなぁ・・・と言うのは前回よりも強く感じて、ずけずけ
と質問している自分が嫌になったけどね・・・ははは・・・。そこはもう、
「子供を産んだ女は厚かましい」みたいな世間の通説に乗っかる事にして
許して貰おう←オイオイ


ひとつ、とても感激した事が。並んでいる間、ふと壁に沿ってあるベンチ席を
見ると、見覚えのある男性が・・・・・・。あーーーーー!!!!!!!
加藤隆さんだーーーーーー!!!!!そう、「旧市街」のMVや、昨年の野音
公演の冒頭のアニメーションの作者の!!!!


昨年末、Peopleの出演したライブで、私のすぐ隣にいらっしゃって、
(うわわわわわ、どうしよう、お話したいけどでも・・あわわわわ)と逡巡している
うちにすーっと会場を後にされてしまい、後悔していたんだ。

旧市街のPVでファンになったと言う方から、加藤さんのHPや他の作品などを
教えて貰って、色々記事を探して読んだりして、私もすっかりファンになっていたから。


考える間もなく駆け寄り、「し、失礼ですが・・・」とガクガク話しかけた時の事は
あまり覚えておりませんが(白目)、すっと立ってニコニコしながら、イキナリ話し
かけた得体の知れない奴の話しを聞いて下さって・・・。何て言うか、他者に対して
疑いとか嫌悪の念が全くなくて、凄く気さくに話して下さった。素敵な方だった。
益々、ファンになった。


その、加藤隆さんの事を色々教えてくれた方が言っていた事を思い出した。
「お写真を見たら、雰囲気が凄く波多野君に似てる。歳も近いし、作品にも
共通する世界を感じるし・・・こうやって色々、興味を持つ世界が広がって
行くって、嬉しい。」って。

加藤隆さんはスラっとした長身でとてもハンサムで、ハタノ君にはルックスは
あまり似ているとは思えないんだけど←ソレ失礼だろハタノクンに 雰囲気が、
凄く、似てると思った。確かに。優しく深い「まなざし」とか。


ハタノ君の「まなざし」は、深いって言うより、キョロキョロ興味津々で、
ちょっといたずらっぽくて、キラキラしてる「子供」の目だなぁと思う
時もあるけれど。



とにかく、クリエイター気質、芸術家気質の人が多い。ファンに。
(私は何も作れない、ただの恋する凡人だけどね。)
ハタノ君は良く、「挑発したい」ってコメントしてる。メンバー二人も、
そういうスタンスがあると思う。みごとに、そういった気質の人達の感性を
「挑発」しているなぁ・・・・と、彼に熱心に何かを伝えているお客さん達を
見ていて、思って、ニヤニヤした。


まだ終らないのかな〜・・・と言う表情でコードを巻いていた河野さんには
申し訳なかったですが、「音楽を売るって言うよりは、そのミュージシャンの
魂を売っている」と言うような事をおっしゃっていた河野さんだから、
彼の音楽=波多野裕文そのもの=リスナーは彼そのものにも惹かれている
と言う事を・・容認して下さったら嬉しいな・・・。もちろん、マナーは守って。


そう言えば、初めて河野さんのお姿を見たのは、ギターをプレイされている
ところではなく、残響バンドのライブの終演後にコードを巻いておられる
時だった・・・・・・。社長自らコードを巻く。そんな残響Recordが大好きです。



・・・なんだろうこのまとめ方(笑)。

代官山の笛吹き男

  • 2011.11.03 Thursday
  • 11:14





20111030 波多野裕文「一日の孤独」 @晴れたら空にまめまいて


                                             

「うたうっていう事は、僕にとっては、すごく大変で・・・・この曲(JFK空港)
は特に大変で。どう大変かって言うのを、説明するのがまた、大変で・・・・
一時間くらいかかりそうなので(笑)でも、もう 一生うたう って、きめたから。」


そんな言葉で幕を閉じたこの風変わりな演奏会は、予測出来ない
事、自由であるという事、がお好きであろう演奏者と、そんな捻くれた
演奏者が大好きなお客さんとの、・・・・なんだか即興セッションのような
ものであったのかな・・・・などと。今、思い返してみれば。





代官山・晴れたら空に豆まいて は相当素敵なところだと言う
評判を聞いたので、スキップしたくなる勢いで、浮き足立って
出かけた。結婚パーティーなんかにも良く使われてるみたいね。


受付で、噂の「おはじき」を受け取る。可愛いドリンクチケットに
にやにや。UNITの缶バッチのチケットもいいよね。さすが、代官山w。

二つある桟敷席は既に満員。バルコニー席みたいにもっと沢山あれば
いいのになぁ。いいよね、桟敷席に座ってゆっくり演奏を聴くなんて・・・。
土壁を模したような壁と天井には、和風の版画のような模様。スピーカー
にまで同じような模様が描かれていて、お店作りにこだわってる感じ。
ステージの下手にある梅の木(造花だよね?)が良いアクセントに
なっている。個人的に桜の花より梅の花が好きです←いらん情報


しかし、着席で120人強のお客さんが入っていると、パンパンパンツー!!
だったな。思ったより広かったのに。チケットは完売。・・・人気者だなぁ・・
いつの間にかスターだなぁ・・・・とか、一人でにやにや。



ステージ上手の暖簾のかかった引き戸がスーっと開いて、演奏者登場。
ここ最近のスタイル。ハットハタノですね、いわゆる(笑)大またでフワフワ
歩く特徴ある歩き方は、バンドで登場する時と一緒だね、なんて細かい事
言ってキモチワルイファンを晒してみる。

そう!この日記、相当キモチワルイと思う。私の偏執した視点の日記
だから、非公開か公開かの瀬戸際・・・みたいな(笑)。ライブレポを読みたくて
目にされた方に申し訳ない感じになるよな・・。まぁ、思うがままに。


1月に渋谷で弾き語りライブを観た時には、まず丁重に「波多野裕文です」
と挨拶されたので、またそんな風に始まるのだろうと思っていたら・・・

「ニャハハハハハハ♪」とイキナリ笑う波多野氏。お客さんも、つられて笑う。
いつも使われている小さなクラシックギターを持ち、(と思っていたら、
ガットギターだそうです。教えて下さったZさんありがとう。すごく硬質な音だもの
ね。)さぁ、始まるかな・・と思いきや、まだ、「ふふふふふふ・・・・・♪」・・・・
・・・・酔って・・・ないよね?(爆)

しかし、客席も困惑した様子もなく、つられて笑いが。既に、出来上がっちゃってる
感じの空気。いいねー、お客さんも楽しむ気満々なんだね。個人的には、
好きな雰囲気の演奏会になりそうな良い予感。



「あの・・・僕の弾き語りに来たことのある人は知ってると思うんです
けど・・・ヒドイもんですよ!半分くらいは喋り倒しますからね」とイキナリ
の宣告(笑)。だから笑っちゃったのかな?びっしりのお客さんの期待の
こもった視線を浴びて。照れ笑いみたいな。



「波多野弾き語りなう。ふふっ」客席からも笑いが。「あの、ツイッターとかで
凄いショウだった!って呟いて下さいね。凄い、火を沢山使って!とか、
波多野ブタに乗って登場!とか!」会場大爆笑。ハタノくんすごいじゃん、
ウケけてるよ〜〜ある意味ダイゴマンMCよりウケけてるよ〜〜と感涙←

「ブタに乗って登場するって言うのは、非常に光栄な事ですからね。
俺ブタ大好きなんで。自分ブタに似てると思ってて。痩せてるブタ。」
ハタノ節炸裂ww。彼の事を全く知らなくて、音楽だけどこかで耳にして
興味を持って来たお客さんとか、どう思ったんだろう????

ブタ大好き→ブタに似てる→自分が好き って事だよね?何よりです!
自己愛は大事です!



「今日、どういう風にやるか決めてなくて・・・」と譜面台の上のノートを
めくりながら、曲を選んでいるよう。「スティーブ・ジョブスに黙祷30分とか?」
30分長っ!ジョン・ケージの4分33秒をしれっとやった人だからね、あり得る・・

「本当は、色々な事やろうと思ってたんだけど、はじめから色々
やっちゃうとわけわからなくなっちゃうんで・・。はじめは、はじめから。」

歌とギターだけの極めてシンプルな演奏会だったのを思い起こすと、
それが、「はじめ」って言う事だったのかなぁ。



曲紹介なしで始まった一曲目。どなたのカバーだろう・・なんか空気公団とか、
女性ヴォーカルの曲っぽいな・・と心地よく聴いていた。ら、「仮タイトルは、
タナトス3号・・・ってコレあまりにヒドイんで、変更します!」と。オリジナル曲
だったのね!凄く柔らかい曲で、今までの作品と違う雰囲気もあり、
最近作られたのかなと思った。




興味深い話しが。「歌詞を作る時、本能的にバコン!バコン!って(言葉を)
当てはめて行く感じなんだけど、何年か前、「カエルの王女様」って言う
言葉をとにかく言いたくて!w。理由とかぜんっぜんわからないんだけど、
とにかく出てきちゃって。歌詞にも、あまりにも出て来るので変えたりして。
今思うと、そのまんまでいいじゃんって思うんだけど。で、アルバムの
タイトルになってるんだけど(笑)」会場からもああ〜!って言うなるほど
と言う笑いが。

なーんでキリンのジャケットで「Flog Queen」なのかなぁ・・・
とずっと思っていたもやもやが、まさかここで晴れるとは!


「カエルの王女様」は、京都の引き語りかどこかで披露されたの
かな?参加した方に覚えている歌詞を聞いた事があるから、どんな
曲だろう・・・って想像していたので、聴けて嬉しかった。Peopleっぽい。
いかにも。ちょっと変則的で、でも綺麗で。そんな曲。




前回も披露された長谷川健一さんの「やまいとオレンジ」は、あの時は
もう、魂を揺さぶられたと言うか、言葉にならない、とにかく打ちのめされた
んだけど、すぐにCDを買ってハセケンさんのオリジナルを聴きなれた今
となっては、・・・・別の曲として聴いた感じ。ハセケンさんの歌の破壊力
はほんっと凄いと思う。ハタノ君のは、キュンとする感じかな。

とにかく自分にとっては特別な曲だと。ハセケンさんにそれを告げると、
「?なんでなん??」と言われたと。そりゃそうか。

で、共通の友人の話しがウケた。その人の部屋にはソニック・ユースの
デカイポスターが貼ってあると。で、ファンなのかと思いきや、その人は
一度もソニック・ユースを聴いた事が無いと!ただカッコイイから貼ってる
とww。「しびれたね〜。ぜんぜんアリだなと思って。笑」と語るハタノ君。


コレ↑って、私が彼に人として親近感を感じてる部分が現われてるな〜とか。
規範的な行動をする女性にはあまり興味を持てない・・・って以前
某音楽誌編集長に好みの女性のタイプを聞かれて答えてたけど、
そう言う事だよね。なんか個性的って思われちゃったり、変り者って
思われちゃったりする人の疎外感を救ってくれるというか。良いほうに
見てくれると言うか。私も好きだもん、↑みたいな人。


で、脱線しましたが、その後オリジナル曲が続き、嬉しかった。
前回よりオリジナルが多かった印象。ギターは本当にシンプルで、
アカペラでも成り立つような曲。波多野君はメロディーセンスが
凄い、ってある方が言っていた言葉を反芻した。

変則的なPeopleの曲が「服を着て外を歩ける」のは歌メロの
お陰だと、他のメンバー二人が語っていたのを思い出した。
絶対的信頼の、メロディー。


Lovely TaboosやUSTの告知の後、・・・待ってました。コレ弾き語り
で聴きたいってずっと思ってたの。「笛吹き男」。CDもイントロ、このギター
だよね、きっと。もう、なんか訳も無く涙が。バンドでの「笛吹き男」を
何度も聴いているはずなのに。全く違う曲のようにも聴こえたし。

「今まで作った曲の中でも、かなり好きだよ。もう、こういう曲は作らない
と思う。」

この言葉の真意はわからないけど、いつも「飽きっぽいから同じ事は
やりたくない」とメンバーともどもおっしゃっているから、こういうのはもう
コレだけでいいと言う事か、この時だから特別に出来たから、もうこういう
曲は出来無いと言う事か。



「Peopleの曲をやったから、次もやろうかな・・」

なんか、会場がざわっ・・・・とした気がした(笑)。皆さんそれぞれ
Peopleの曲への思い入れが深いんだろうね、アレが聴きたいとか
コレが聴きたいとか言う想いがグワっと高まってる雰囲気。

で・・・・すみません・・・・Family Recordで一番好き!と言っていい
曲が・・・まさか弾き語りでやるとは思って無かったので・・・・・
何コレ私の為???みたいな←壮大なる幸福なカンチガイ


新市街。でした。間奏部分のチャイナ風ギターフレーズを、
まさかスキャットで再現するとは!
もうCD聴いても、「とぅ とぅるるるる〜♪とぅるるるるるる〜♪」と
ハタノ君声に聴こえますよ。そこを歌いきった後、「あー疲れた」
と言う台詞も入りww、オオウケでしたね。


そこからオリジナル曲をまた、2曲?聴けたかな。1曲、
「さっき作った曲を」と言う出来立てホカホカの曲を聴けたのが
凄くありがたかった。英語詞だった。それで同じフレーズを紡いで行く
感じが、perfect piano lesoon をイメージさせたり。・・似てるって
事じゃないよ??



「何か、リクエストあります?」



来た来た来た〜〜〜!!!!!皆さんお待ちかね、
リクエストコーナーキタァ!!!!!!←おちつけ


全国的に見て、反応が薄い、クールだとどのミュージシャンも
言う東京のオーディエンスですが・・・・この日のお客さんは
頑張ったよねぇ!!「何か、攻めの姿勢が見られませんね・・
もっと戦慄するようなやつを」とか「無理難題の方が燃えるんで・・フフッ」
と言うドSな演奏者をぎゃふんと言わすべく、むちゃブリの矢を放って
ましたね。

結局ちゃんとリクエストに答えてくれたのは、ビョークと宇多田ヒカル
だった?ビョークはもう、震えたよね・・・・フルフルフル。なかなか日本人
男性ミュージシャンで、ビョーク歌ってハマる人って・・・・・他にいる?

Peopleの曲では「土曜日/待合室」が、劇場編のカントリーアレンジで
聴けて嬉しかった。あのアレンジは、とてもとても好き。ご本人が
「カントリー調だった!って書いといてね」とキーボードを叩く真似を
されたのでww言われた通り書きました。

イントロだけとか途中まででも面白かった!「歌詞問題」が
浮上したけどね(笑)。知ってるバンドの曲とかだと歌詞間違うと
失礼だから歌えないと。皆さん、今度は歌詞カード持参して
リクエストの際に献上しましょう!←と本気でいいアイディアだと
思ってる。


THE NOVEMVERS「Misstopia」を途中まで歌った後、
ちょっとTOMOEの話しに。ずっと一緒にツアーまわってたから、
ノベンバ・tacicaの曲が出てきちゃうと。
「風呂入っててもこう・・・ふ〜んふふふ〜ん♪とww」
お風呂でのハタノ君の鼻歌・・・を想像したら耳から血が出そうに
なりましたスミマセン。


あ、そうそう、この小さなギター、TOMOEにも連れて行ってた
んだって。他の出演者にも沢山弾いてもらって、「自分ちのペットが
可愛がってもらってるような・・・////」と。tacica猪狩君がかなり
欲しそうにしていたそうだ。

「家、湿気が凄くて、表面版が反っちゃったりして。で、途中で
鳴りが悪くなったり。世話の焼ける奴だよなぁ・・とか言ったりして///」

と愛犬・・・じゃないや、愛ギター?の事を語るハタノ君のデレデレした
感じを、バンドのステージでの飄々とした部分しか見た事ない方全員
にお見せしたかった← じゃがークンやてれきゃすクンがヤキモチやか
ないか心配ですが?(ギタートラブル多発!とかねww)


レーベルメイトのKUDANZやcinma staffはちょこっとやって下さった
から、よし!!と張り切って「perfect piano lesoon!!」とリクエスト
したら「アレ弾き語りで出来る?!」と・・・。だから聴きたいんじゃないか!w
「リフだけでも・・・」と食い下がったら「弾けないよぉ〜!」と全力で断られた
・・・負けました。ガクッ。一つだけSpring stormっぽいフレーズを弾いて
「・・ちょっとコレはマニアックかな・・」と。弾けるんだよほんとは!きっと!




さて、怒涛のリクエスト合戦が終わり・・・最後の曲を、と。

「JFK空港」

終始笑が絶えなかった会場が、ピーンとした空気になった気がした。
自然と、背筋を正した。

「歯車が悲鳴をあげるのを僕は聴いた・・・・」朗読部分が始まると、
張り詰めた空気がいっそう張り詰めて、心臓が痛くなるよう。

朗読の裏で弾いていた即興的なギターのフレーズは、1月に
披露されたアレン・ギンズバークの詞の朗読「タイムズスクエア」
で弾いていたギターを連想させて、ゾクゾクした。こういう時の彼の
ギターが、私は一番素敵だと思うし、他の誰も真似出来ない・・・
平たく言うと、「十八番」って言う気がする。人それぞれでしょうけど。

ググっと引き込まれて、いつの間にか、「晴れた空から、降ってくる」
だった。ありがとうございましたと、丁寧に挨拶をし、拍手の中退場
する演奏者。また、すーっと引き戸が閉まるのが、なんだかユーモラス
だった。



アンコール。



再び引き戸がすーっと開き、ようやく登場したハタノ君。

「ありえるよね?!」に爆笑。はい、アンコールありえました(笑)
「ぜんっぜん何にも考えてなかった!」・・・良いと思います。
想定されたアンコールほどつまらないものは無い。かと。


どうしようかな・・・・とほんとに困った様子で、またリクエストを
募る。sleepyは「物真似になっちゃうんだよね〜」と言いながら
メロディを歌ってくれたけど・・・似てるー!!!似てるイメージ
無かった。新たなネタが出来たじゃないですか、成山さんの物真似!
今後の弾き語りに、物真似コーナーが加わる日も近いかもしれません?



「まって、最後はちゃんと自分で決める!ちゃんと〆る。」・・・って言ったのが、
(この人ほんっとに可愛いな・・・小さい子が「自分でがんばる!」って言ってる
のと同じだな・・・真直ぐだし、・・・・・いやほんとに愛らしい///////)と思って
しまったキモチ悪い人は私だけだった気がするが、そう思ったんだから
仕方ない。


「ユリイカを。」おお〜!と歓声が。人気曲だね。
途中まで順調だったのだけど、途中で歌詞が飛び、止まる。(爆)
「ゴメン!弾き語りでやる曲じゃなかった!」・・・・・ほんっとうに
行き当たりばったりな感じが面白かった。


「じゃあね・・・さっきリクエストあったから、犬猫!」


きゃぁぁぁ〜!と、前に座っていたTさん達と歓喜。さっきTさんが
リクエストして、「犬猫ね〜・・・」と流されたのだった。敗者復活!
残念ながら、昨年のタワレコインストア、アコースティック編成で
披露されたレゲエ調アレンジ?の犬猫芝居では無かったけれど、
本当の最後の曲には、真直ぐな犬猫が合ってたと思う。



人なつっこい笑顔と、大きな拍手。緩やかな空間。

なんだか「宴会」みたいだった・・・かもしれないなぁ・・・・ある意味(笑)



彼は、この日「孤独」だったんだろうか・・・・・・。沢山の人と居ても、人って
結局孤独なのかもしれないけれど、この日は「心地よい孤独」であった
と思いたい。な。楽しかったから。単純に。





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